整理番号:91

割りばしと紙とでつくるアーチとドーム(1996,新潟)

主催・共催 日本建築学会北陸支部
講師 斎藤公男 (日本大学教授)
分野 A. デザイン B. 力・構造 D. 建て方・技術 
キーワード 大空間、膜構造、ドーム、剛性、耐力
講座概要 本講座は、様々な形態の魅力的な建築空間と、空間を形成するための構造面の工夫との関わりに対する興味を引き出すことを目的としている。講座では優れた実例の紹介(スライド)や、実験・模型製作の体験を通じて、構造力学の初歩や物作りの喜びを味わうことが可能である。本講座のイベント概要を以下に示す。 @あそぶ;夢のルーフをつくってみよう。 [製作]パンスト、棒材、板、押しピン等を使った独自の空間製作(テンション構造) Aまなぶ;形と力の秘密をさぐる。 [実験]割り箸を壊す(力の種類の理解) [実験]大空間形成のための工夫(断面と撓みの関係、アーチ効果、ハイブリッド効果) [実験/デモ]割り箸によるアーチ。Bつくる;ムクムクドームに挑戦しよう [製作]各自が製作したストローのブロックを持ちより、大きな放射ドーム(3本のアーチで構成)を造る(ドームの構造と施工方法)

実施方法
手法 c. 調べてみよう(実験) 
プログラム 講話(5分)→制作(45分)→実験(5分)→実験(25分)→実験デモ(10分)→制作(30分)→講話(2分) [total 122分] (注)実験・制作中には、説明・解説時間を含む。
材料 割り箸、重錘、パンスト、バルサ、ヒノキ棒材、マップピン、ストロー
経費 100000円(材料費程度)
当日参加者数 57人
実施時間 2時間
準備期間 1ヶ月
準備作業量 100人日