整理番号:88

エネルギーを上手に使うには(1996,愛知)

主催・共催 日本建築学会東海支部
講師 山羽基 (中部大学)
分野 J. 環境共生 
キーワード 自然エネルギー、ガスエンジン、建築設備、排熱回収、見学
講座概要 建物でのエネルギーの利用のしかたを理解し、エネルギーを上手に利用する方法を学ぶことを目的として、愛知県青少年公園の施設を見学した。見学場所は青少年公園児童総合センター・アイススケート場・温水プールである。児童総合センターは土中ダクトによる外気の予冷・熱処理など環境と調和する建築設備を備えている。アイススケート場・温水プールは、ガスエンジンヒートポンプによる排熱回収でエネルギーの有効利用を行っている。児童総合センターの設計者である藤川原設計の山下氏より設計主旨の説明を受け、それぞれのシステムについて配布資料によりエネルギーの流れを説明した。その後、児童センター・アイススケート場・温水プールの順で見学し、ガスエンジンなどの施設を直接見て理解を深めた。自然エネルギー理解のため、太陽光発電を利用した「ソーラー工作セット」を教材として配布したが、当日見学で時間を使いきったため、帰宅後自習するように説明した。

実施方法
手法 d. 作ってみよう(制作) 
プログラム 集合→バス移動(45分)→講話(15分)→児童総合センター見学(1時間半)→徒歩移動(30分)→スケート場・温水プール見学(1時間)→バス移動(45分)→解散
資料 児童総合センターパンフレット、ガスエンジンエネルギー資料
材料 ソーラー工作キット
経費 200000円(材料費程度)
会場規模 講義室+見学した施設
当日参加者数 42人
実施時間 5時間
準備期間 4ヶ月
準備作業量 15人日
PR方法 なし
紹介記事 なし
後援 なし