整理番号:86

木の屋根・レンガの屋根(1996,愛知)

主催・共催 日本建築学会東海支部
講師 鈴木賢一 (名古屋市立大学)、内藤和彦 (中部大学)
分野 A. デザイン B. 力・構造 D. 建て方・技術 
キーワード 木造小屋組み、レンガアーチ、フラードーム
講座概要 建築の屋根の形は、材料、構造にも関連している。デザインとは単なる形のあそびではないことを、実際に実物大の屋根を組み立てることで体得する。組み立てる屋根は以下の3種類。  1.木造小屋組み  6畳程度の実物大小屋部材を番づけに従って組み立てる。 2.レンガアーチ  スパン約3m程度のアーチをレンガで組み立てる。モルタル代替として、砂+石灰+水を使用し、接着力でなくレンガどおしの圧縮力で構築できることを確かめる。成功率は50%。従って3っつ程度作る。 3. ドーム屋根  直径約2mのフラードームをベニヤ板厚さ3oで作る。正12面体の一面を五分割した二等辺三角形を30枚作成。それを組み立てて半球にする。

実施方法
手法 c. 調べてみよう(実験) 
プログラム 講話(30分)→製作(3時間)→後片付け、講話(30分)
資料 木造小屋組み(実物大)一式
材料 レンガ1000個程度、ベニヤ板厚さ3o3枚、砂、石灰、ベニヤ板厚さ3o5枚程度
道具 ねり板、スコップ、こて、カッター、定規、荷造りテープ、ステープラー等。
経費 100000円(材料費程度)
会場規模 屋外または床のしっかりした体育館
当日参加者数 101人
実施時間 4時間
準備期間 6ヶ月
準備作業量 20人日
PR方法 建築雑誌、地元小学校など
紹介記事 建築雑誌、地元小学校など