| 主催・共催 |
日本建築学会・国立科学博物館 |
| 講師 |
木下 勇 (千葉大学園芸学部助教授) |
| 分野 |
H. まち・地域社会
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| キーワード |
Edible Landscape (食べられる景観)、Edible Plants(食べられる植物)、コミュニケーション |
| 講座概要 |
「食べられる街」と聞いて「お菓子の家」を思いつく人は食いしんぼう、食べ物屋を思い浮かべる人はおいしんぼう。本当はここでは柿や蜜柑など果樹、ハーブなどの食べられる植物で囲われた環境を指しています。参加者の多くは「お菓子の家」を期待していたようですが、ここでは思い出の食べられる植物の風景を描いてもらい、どこで食べられる植物を見つけたか、どのように食べられるということを知ったか、その味覚の思い出などを話し合い、楽しく豊かな街のイメージを描くことができたらと面って企画しました。最初は、参加者の緊張をやわらげるための、身体を動かすコミュニケーションゲームから始まり、グループに分かれて画用紙に思い出の食べられる風景を個人個人で描き、それを持ちよりグループ内で発表して、摸造紙に貼り付けるという手順で進めました。摸造紙には切ったり破いて貼るのも自由、間の白地をクレヨンやマーカーで描いたり、こちらで用意したいろいろな食べられる植物類の絵を貼るのも自由という方式で各グループで個人個人の体験のエピソードを寄せ集めて一つの街の姿を描いていきます。最後に仕上がった摸造紙に描かれた各グループの「食べられる街」を全員の前で発表します。一番 |
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| 実施方法 |
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| 手法 |
b. 見てみよう(観察)
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| プログラム |
コミュニケーションゲーム→自然にグループ分け→主題解説(オリエンテーション)→個人作業→グループで発表→グループ作業(摸造紙に貼る、描き込む、話し合う)→全体発表→全体討議→講師からの事例紹介(スライドプレゼンテーション) |
| 資料 |
あらかじめ果樹など主な食べられる植物の絵を描いておいた図など演出用の小道具 |
| 道具 |
画用紙、クレヨン、マーカー、のり、テープ、摸造紙、ポストイットカード |
| 経費 |
摸造紙、画用紙代 |
| 会場規模 |
6人ぐらいのグループが摸造紙を囲み作業ができるくらいの広さを単位としてその4〜6グループが入ることのできる広さ |
| 当日参加者数 |
48人 |
| 実施時間 |
4時間 |
| 準備期間 |
ほとんどない、もし外に出て見て回るプログラムの時は事前に準備が必要 |
| 準備作業量 |
果樹など主な食べられる植物の絵を描いておくぐらいで1人日 |
| PR方法 |
建築雑誌、親と子の建築・都市講座の全体のパンフレット |
| 紹介記事 |
建築雑誌、親と子の建築・都市講座の全体のパンフレット |