整理番号:70

たんけん上野の杜(1996,東京)

主催・共催 日本建築学会・国立科学博物館
講師 久保田稔男 (国立科学博物館研究官)、清水慶一(国立科学博物館室長)
分野 K. 歴史(文化財) H. まち・地域社会 
キーワード クイズ,オリエンテーリング,歴史的建築,公園
講座概要 上野公園を舞台に、公園内に存在する建物・銅像・公園施設を観察しながら、建築への興味、身の回りの環境への関心を喚起することを目的とする。手始めに国立科学博物館の建物(装飾を多用した歴史的な講堂の空間)を利用し,講堂の内部装飾をクイズ形式で探し当て観察する。ついで、普段は入ることのできない博物館屋上へあがり,上野公園内を高所より見学する。緑茂る森の中に,五重塔,ドーム屋根,高層マンションがかいま見え,建物の多様性・歴史性に注意を促す。後に,実際に公園内をオリエンテーリング形式で散策。あらかじめ用意した地図と質問表に従い、設問に答えながら,要所要所で建物や公園施設を観察し,最後に答え合わせをする。質問表は物語風に作成し,子供版西郷さんが迷子になった愛犬を探すために,講座参加者に協力を求め,一緒に公園内を散策するといった体裁にした。

実施方法
手法 b. 見てみよう(観察) 
プログラム 講話(30分)、観察2時間30分。
資料 地図,物語風に作成した質問票
経費 10000円(材料費程度)
会場規模 状況に応じ、いくらでも。(本講座では上野公園の一部)
当日参加者数 28人
実施時間 3時間
準備期間 1ヶ月
準備作業量 30人日