整理番号:63

僕らは、車いす探偵団−街ってやさしい?(1995,名古屋)

主催・共催 日本建築学会東海支部
講師 武田リョウヂ、曽田忠宏
分野 H. まち・地域社会 
キーワード 人にやさしい、まち、車イス、障害者、実体験
講座概要 私たちが毎日生活しているまち、具体的にはいつも歩いている道路や公園あるいは建築物は車イスで生活する人にとって動きやすく出来ているか、実際に車イスにのって調べてみようという企画です。最初に車イスで生活されていて、今は障害者のために働いている武田リョウヂさんの話を聞いて、それから3人1組で車イスに交代でのりながら、栄の歩道や栄公園、NHKビル、愛知芸術文化センターなどを探検して、エレベーターにのりおりしたり、障害者用のトイレをさがしたりしました。実際に車イスにのって動いて見ると、いつもはなにげなくわたっている横断歩道と歩道とのちょっとした段差にも車イスがひかかってつんのめることや、公園のインターロッキングが車イスでは意外と動きにくいことなど、今までわからなかった事がわかります。まちや障害者に対して新しい目がもてるようになったと感想がありました。

実施方法
手法 b. 見てみよう(観察) 
プログラム 講話(30分)→車イスによる探検(1時間)→まとめ(30分)、途中栄公園で記念写真(ポラロイド)を参加者1人あたり1枚
資料 行程図(地図)、行程図(地図)、チェックシート
道具 車イス25台、ポラロイドカメラ、パックジュース
経費 150000円(材料費程度)
会場規模 会議室+栄地区周辺の道路、公園、建築物
当日参加者数 98人
実施時間 2.5時間
準備期間 3ヶ月
準備作業量 45人日
PR方法 建築雑誌、地元小学校へのビラ配布、児童館等市施設へのビラ配布
紹介記事 建築雑誌、地元小学校へのビラ配布、児童館等市施設へのビラ配布
後援 愛知県、名古屋市、NHK、AJU車イスセンター