整理番号:58

建物をつくるためのコンクリートと鉄の協力−コンクリートをねる。つくる。そして、コンクリートをこわそう。(1995,宮城)

主催・共催 日本建築学会東北支部
講師 飯藤将之 (宮城工業高等専門学校講師)
分野 C. 材料 B. 力・構造 
キーワード コンクリート、鉄筋、破壊、製作
講座概要 タイトルは難しく設定しましたが、内容は、親子でいっしょに鉄筋コンクリートのはり部材製作すること。そして、既に用意してある3体のはり部材を曲げ破壊することです。 前者では、コンクリートの中に埋め込まれる鉄筋の組み立てと用意していたセメント等を用いてコンクリートを練り、型枠に打ち込むというもの。子どもたちにとってコンクリートは硬化したものでしかなく、ドロドロした生のコンクリートが硬くなることを知ってもらう目的がある。 後者では、@無筋、A主筋補強、B主筋とあばら筋補強の3種類のはりを用意して、破壊実験を行う。それぞれのはりの破壊荷重や壊れ方を観察し、建築物の各部材には、いろいろな工夫が施されていることを知ってもらう目的がある。

実施方法
手法 c. 調べてみよう(実験) 
プログラム 説明(30分)→製作(90分)→休憩→説明(20分)→実験(60分)→説明(40分)
資料 説明資料
材料 セメント、砂、砕石、水、鉄筋、番線
道具 鉄筋を組むための道具一式、コンクリートを練るための道具一式
会場規模 教室、専門的な実験室
当日参加者数 31人
実施時間 4時間
準備期間 0.5ヶ月
準備作業量 28人日
PR方法 学会・建築雑誌1995年5〜7月号
紹介記事 学会・建築雑誌1995年5〜7月号
後援 建築と子どもたちネットワーク仙台、宮城県建築士会