整理番号:53

割りばしと紙とで作るアーチとドーム(1994,新潟)

主催・共催 日本建築学会北陸支部
講師 斎藤公男 (日本大学教授)
分野 A. デザイン B. 力・構造 D. 建て方・技術 
キーワード 超高層、空気膜、ドーム、アーチ、折板
講座概要 本講座は、様々な形態の魅力的な建築空間と、空間を形成するための構造面の工夫との関わりに対する興味を引き出すことを目的としている。講座では優れた実例の紹介(スライド)や、実験・模型製作の体験を通じて、構造力学の初歩や物作りの喜びを味わうことが可能である。本講座のイベント概要を以下に示す。 @かたちと力の関わりの基本原理。 [実験]割り箸を壊す(力の種類の理解) [デモ]ペーパーラーメン。(ラーメンの理解、力に対する抵抗・剛性) [デモ]シャボン玉(東京ドームの原理) [制作/実験]折板アーチの製作と載荷実験。 [デモ]割り箸によるアーチ(錦帯橋の原理) [実験]大空間形成のための工夫(断面と撓みの関係、アーチ効果、ハイブリッド効果) Aドームの歴史と形成手法 [製作]各自が製作したブロックを、最後に一体化して大きな交差アーチを造る(ムクムクアーチ、ドームの構造と施工方法)

実施方法
手法 c. 調べてみよう(実験) 
プログラム 講話(9分)→実験(6分)→講話(17分)→制作・実験(38分)→講話(5分)→実験デモ(8分)→実験(37分)→制作(25分)→講話(5分) [total 145分] (注)詳細データがないため94/11/19のデータを使用
材料 ケント紙、割り箸、重錘、石鹸液、スタイロフォーム、ロープ
経費 100000円(材料費程度)
当日参加者数 105人
実施時間 2.5時間
準備期間 1ヶ月
準備作業量 100人日