主催・共催 |
日本建築学会・国立科学博物館 |
講師 |
小川信子 (日本女子大学教授) |
分野 |
H. まち・地域社会 G. 公的建物・施設
|
キーワード |
生活環境の見直し、バリアフリー、車椅子、博物館展示、視点の変化 |
講座概要 |
生活環境の見直しを目的とした。折りしもバリアフリーといわれはじめ、やさしい街づくりに向かって社会が動き出した。“バリアフリーとは”を体験を通して理解してもらうために、車椅子で歩く試みをした。諸条件を考慮して今回は、科学博物館内を見学し学習をする。博物館展示の方法、展示物および説明書が車椅子からでは、見にくく、読みにくい、又通路が移動しにくいなど、視点が低くなることで様々な問題を参加者全員が発見し改善を希望した。 観察メモ ・車椅子1台1グループで1名以上のスタッフが補助する(全員車椅子試乗が初めて)。 ・子ども(参加の大人も含)全員が車椅子に乗る・押す体験をする様に配慮。 ・館内を廻り、バリアフリー度をチェックする。感想、意見を記録する。 ・全員の意見を整理して、グループ毎に意見を発表してまとめる(年少幼児は父母と同じグループにしたが、大人グループもできて、子ども以上に親達が張り切る姿に感慨があった)。 |
|
実施方法 |
|
手法 |
c. 調べてみよう(実験)
|
プログラム |
講話(スライドを交えてバリアフリーの話)→車椅子に乗って館内を観察(7グループに分かれる)→観察終了後講堂にてグループ別に感想、意見を発表→全体のまとめ |
資料 |
博物館図面 |
道具 |
車椅子(科学博物館3台・江東区4台)、テープレコーダー(録音テープ)、カメラ(フィルム)、POST IT、筆記具、模造紙、画板など |
会場規模 |
国立科学博物館 |
当日参加者数 |
48人 |
実施時間 |
3時間 |
準備期間 |
1ヶ月 |
準備作業量 |
1人日 |
PR方法 |
日本建築学会誌パンフレット、科学博物館パンフレット、友の会誌など |
紹介記事 |
日本建築学会誌パンフレット、科学博物館パンフレット、友の会誌など |
後援 |
国立科学博物館 |