整理番号:19

超高層建築−雲より高い建物ができるカナ−(1993,東京)

主催・共催 日本建築学会・国立科学博物館
講師 尾島俊雄 (早稲田大学教授)
分野 I. 都市・防災 
キーワード 超高層建築、緑化、模型
講座概要 高度成長期、大都市周辺は平面的に住宅地がスプロール化し緑地が減少し著しい環境の悪化を招いてしまった。また、都心内部でもドーナツ化が進み、歪な生活環境を誕生させてしまった。この状況を解決する一つの手段として、超高層建築を取り上げ、その建築によって、都市空間がどの辺に変化するかをわかりやすく示す。講座は以下に示す三部構成とした。 1. 都市の環境悪化の解説。 2. レゴブロックを使用した超高層建築の模型作成。 3. 発表。 1では、先に示した現状を中心に解説し、2では5〜6人程度にグループ分けした各グループに、緑地を緑、住宅を青、業務施設は白のレゴを現状の容積分(1/1000)を用意し、それを移動・積み重ねすることにより、超高層建築の模型を作成させる。3では、各グループに模型を前にして趣向を発表してもらい、講評する。最後に、すべての模型を連続して配置し、未来都市風景を作成して、子どもに意見を聞き、講評する。 

実施方法
手法 e. 考えてみよう(発想) 
プログラム 講話(15分)スライド含む→レゴによる模型作成(45分)→講評・発表(15分)→全体模型への移動・講評(15分)  準備その他 30分
資料 世界の超高層建築のスライド、東京の様子
材料 レゴブロック
経費 50000円(材料費程度)
会場規模 60u
当日参加者数 88人
実施時間 2時間
準備期間 0.5ヶ月
準備作業量 10人日
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