整理番号:17

ネズミの家をつくってみよう(1992,仙台)

主催・共催 日本建築学会東北支部
講師 細田洋子 (仙台市都市整備局主査)、関口怜子 (ハ-ト&ハ-ト空間Bel代表)
分野 E. 家・住居 
キーワード Architecture and Children、バブルダイアグラム、トレーシングペーパー、創造的思考、グループ作業
講座概要 この講座では、クライアントのねずみさんの依頼にこたえて、建築家になったつもりの参加者がねずみの家を設計していくというArchitecture and Childrenのカリキュラムに基づいてプログラムを構成しました。前半では、円を用いて部屋と部屋のつながりを考える図式表現「バブルダイアグラム」を描き、それをもとに平面図を描きます。新しいアイディアがわいたときには、図の上にトレーシングペーパーを重ねて描き直します。後半では、グループにわかれねずみの村をつくります。大人も子供も一緒になって話し合いながら、家や道路や橋や学校などの構造物を立体でつくりました。前半では、図式表現を用いることによってひとりひとりが創造的思考を発揮すること、後半では、グループで協同作業することによって、人によって様々なアイディアがあることに気づき、お互いのアイディアを尊重しながら話し合いによって調整することの大切さを学ぶことができました。

実施方法
手法 e. 考えてみよう(発想) 
当日参加者数 95人