主催・共催 |
国立科学博物館、日本建築学会、企画協力=武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科研究室 及部克人 |
講師 |
及部克人 (武蔵野美術大学教授) |
分野 |
A. デザイン B. 力・構造
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キーワード |
造形ワークショップ、段ボール、共同作業、超高層ビル人間、だるまさんがころんだ |
講座概要 |
都市を象徴する超高層ビルに入り、そこに仕事をしている大人たちにインタヴューし、見て、調べて、発想し、作り、遊ぶ。子どものいない高層ビル群による都市を子どもが遊びの中で造形し、批評するさまざまな段階の一つとしてこの造形ワークショップがあった。子どもが高層ビルを段ボールでつくり、それを着装した。無邪気な超高層ビル人間たちは、新宿超高層ビルを背景に[だるまさんがころんだ]を真剣に遊んだ。子どもたちは、ビルの壁に樹木を描き、窓に顔をはめ込み、壁に自分の名前を書き込み、屋上から首を出し、壁から、手を出してゆっくり動く。ここでは、全体の半分を「造形による対話」などで遊び、参加者のリラクゼーションをこころがけた。子どもはデザイナーで、相棒の大人は忠実な工事人。大人は、親子を解体して他人同士の子と親の組み合わせにした。今回は、事前の調査の時間はとれなかったが、自らの経験を交流するなかでの共同作業を心がけた。 |
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実施方法 |
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手法 |
e. 考えてみよう(発想)
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プログラム |
第一日:講話(5分)→造形ワークショップ(115分)→昼食(60分)→制作(180分)、 第二日:講話(5分)→造形ワークショップ(55分)→制作(60分)→昼食(60分)→制作(60分)→表現[だるまさんがころんだ](60分) |
材料 |
段ボール箱(運送用無地3種) |
道具 |
イベントカラー8色、ガムテープ、ビニールテープ、筆、画用紙 |
経費 |
100000円(材料費程度) |
会場規模 |
国立科学博物館新宿研究研修館4F大講堂(新宿) |
実施時間 |
6時間×2日 |
準備期間 |
2ヶ月 |
準備作業量 |
2人日 |