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段ボールハウス−災害後の新宿で、避難生活を体験してみよう!(1999,東京)

主催・共催 日本建築学会・国立科学博物館
講師 米倉雅真 (東北文化学園専門学校教員)
分野 F. 住まい方・インテリア D. 建て方・技術 L.その他(生活) 
キーワード 段ボール,ハウス,仮設生活,アイディア,考える
講座概要 あなたが住んでいる街で地震が発生し、多くの人々が避難所で仮設生活することになりました。一緒に避難してきた家族と、あなたが持ってきた大切なものを守ることができる「段ボールハウス」をデザインしてください。たとえ仮設でも、できるだけ快適に生活できることを願っています。子どもたちは工作をはじめる前に、知らない人たちと避難所で共同生活するときにほしくないことは何かを話し合い、ハウスづくりの基準をつくります。スペースはどのように利用するのがいいのか、段ボールはどのように活用するといいのか、自分の家族と大切なモノを守るために必要なことは何か.....。親は子どもたちのアイディアを尊重し、それを実現するために工夫しなければなりません。完成したら全員で評価しあいます。ハウスの仕上がりには美しさを求めません。大切なのは、避難所の仮設生活にとって必要なことを、子どもたち自身が考えることなのです。

実施方法
手法 d. 作ってみよう(制作) e. 考えてみよう(発想) 
プログラム ウォーミングアップ(30分).....→イントロダクション(30分).....→さあ、つくろう(150分).....→評価(30分).....→かたづけ(30分)
材料 段ボール箱(廃品、大型のもの)、ビニールテープ、粘着テープ(重ね貼りできるもの)、タックメモ(A5サイズ)、マーカーペン、セロハンテープ、白紙カード(A3サイズ)、名札
道具 段ボールカッター、メジャー(コンベックス)
会場規模 200-250平方メートル(親子20組として、屋内・外のどちらでも可能です)
当日参加者数 親子20組・50名
実施時間 4時間/日、ただし、※ウォーミングアップは開始時刻前に組んでいます。
PR方法 学会誌・パンフレット