整理番号:129

建物のかたち“おおう(覆う)”(1998,愛知)

主催・共催 日本建築学会東海支部
講師 山田耕司 (豊田工業高等専門学校講師)、村田賢 (名城大学教授)
分野 D. 建て方・技術 
キーワード 空間構造、楽しさ、協働、ライトアップ
講座概要 本講座は、ドームを主とする空間構造に関する知識の普及及び“物を(協働して)つくる”ことの楽しさ、チームワークの重要性、完成時の喜び、を体験する講座である。本講座は半日で行う講座であったので、主催者側で用意した設計図を元に、半球型のフラードーム(直径4m弱)を“ダンプラ(商品名)”で作成した。なお、このドームは、部材種類数は2、部材数40である。部材の接合には、布製のガムテープを用い、カッター台としてスタイロフォームを使用した。部材作製、及び、組立ては、参加者の意見を尊重して作業した。完成時は夕刻であったので、参加者の発案により、ドームを内側より、ライトアップし、小学生以下及び女性参加者より好評を得た。今回の試みは、“物づくりの体験”としては成功であったが、作業時間が短く、参加者には未消化部分があったと考えられる。

実施方法
手法 d. 作ってみよう(制作) 
プログラム 講話(あいさつを含む)45分→作成(3時間)→片付け(5分)
資料 講話用資料(コピー30部)、OHP
材料 ダンプラ(3×'6'版)30枚、スタイロフォーム4枚
道具 カッター30ヶ、定規10本、コンベックス10ヶ
経費 80000円(材料費程度)
会場規模 70u以上、天井高3m以上
当日参加者数 17人
実施時間 4時間
準備期間 1ヶ月
準備作業量 2人日
PR方法 建築雑誌、中日新聞
紹介記事 建築雑誌、中日新聞
後援 無し