主催・共催 |
日本建築学会東北支部、青森県建築士会三八支部 |
講師 |
月舘敏栄 (八戸工業大学助教授) |
分野 |
L(人間の知覚と運動能力の特徴と街並・建築)
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キーワード |
知覚能力、運動能力、実験・調査、やさしい、建物 |
講座概要 |
「ひとにやさしい建築」を人間の知覚能力と運動能力から考え、実験・調査してみることをテーマに、小中学校生を対象に青森県建築士会三八支部と共催した親と子の建築教室である。会場となった郊外型ショッピングセンターには30名の参加者があり、建築士会メンバーと八戸工業大学建築工学科4年生の10人がスタッフとして参加した。人間の知覚・運動能力の特徴と加齢による変化について講義を受けた後に、5班に分かれて、車椅子・松葉杖・サングラス(濃い青・黄色)・耳栓などの使い方を練習した。会場となったショッピングセンターで、知覚・運動能力の制限を受けた場合の空間の判りやすさ・行為のし易さ・情報収集・安全性に関する実験・観察を行った。この実験により。参加者は多くの人々が集まる建築は多様な人々に安全で快適なやさしい空間を提供するために細やかな工夫を重ねていることを理解すると共に建築の奥深さを理解した。 |
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実施方法 |
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手法 |
b. 見てみよう(観察) c. 調べてみよう(実験)
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プログラム |
講義(30分)→基礎訓練(30分)→調査+実験(1時間30分)→まとめ・発想(1時間)→発表(30分) |
資料 |
人間の知覚・身体能力の特徴と加齢による変化について |
道具 |
車椅子・松葉杖・サングラス(濃紺・黄色)・耳栓・まとめ用紙他 |
経費 |
100000円(材料費程度) |
会場規模 |
教室+街並や駅ビル・SCなどの大規模複合建築 |
当日参加者数 |
30人 |
実施時間 |
4時間 |
準備期間 |
1ヶ月 |
準備作業量 |
10人日 |
PR方法 |
日本建築学会東北支部年報97年度 |
紹介記事 |
日本建築学会東北支部年報97年度 |
後援 |
車椅子他協力:八戸社会福祉協議会 |