主催・共催 |
日本建築学会東北支部 |
講師 |
黒沢一元 (秋田県立大曲工業高等学校教諭) |
分野 |
B. 力・構造
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キーワード |
かたち、つよさ、折板、壊れ方、三角 |
講座概要 |
初めに、建築講座の目的を確認してから、自分の身の回りで印象に残っている建物をあげてもらいます。そして、主な力の種類、建築物の構造体に使われる材料の力学的特徴、材料の組み合わせによる構造の種別と特徴について、簡単に講義を行います。次に、講座1の官製はがきによる「かたちとつよさ」の秘密では、はがき大の厚紙を曲げたり貼りあわせたり、色々な工夫をして、できるだけたくさんの重量を支えることができるような紙の柱を制作させます。講座2の紙による折板の制作では、厚紙に予め作図しておいた図面を山折り、谷折りをさせながら、2タイプの折板構造模型を制作させ、強さと壊れ方を比較させます。講座3の「三角と四角ではどちらが強い」では、バルサ−材を用いてピン接合の四角形フレームを制作させたあとに、長短様々な部材を与え、どのようにしたら上部で変形しないフレームができるのかを工夫させます。最後に講座のアンケートを行います。 |
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実施方法 |
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手法 |
c. 調べてみよう(実験)
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プログラム |
講義(10分)→講座1(25分)→講座2(40分)→講座3(30分)→まとめ(10分)→アンケート(5分) |
材料 |
講座1 はがき大の厚紙 講座2 ケント紙・スチレンボード 講座3 バルサ−材 |
道具 |
講座1 家庭用はかり・厚表紙の本(荷重に利用)・セロテープ・定規 講座2 カッターナイフ・定規・接着剤・厚表紙の本(荷重に利用) 講座3 カッターナイフ・定規・つまようじ・きり |
経費 |
10000円(材料費程度) |
会場規模 |
20名前後であれば10m×10m程度の部屋が必要です。 |
当日参加者数 |
17人 |
実施時間 |
2時間 |
準備期間 |
0.5ヶ月 |
準備作業量 |
42人日 |
PR方法 |
日本建築学会東北支部ニュース1998年1月号第108号。 主催者が大曲仙北地区の小学校に建築講座案内を配布した。 |
紹介記事 |
日本建築学会東北支部ニュース1998年1月号第108号。 主催者が大曲仙北地区の小学校に建築講座案内を配布した。 |
後援 |
秋田教育委員会 大曲市教育委員会 (社)秋田建築士会 (社)秋田建築士事務所協会 |