整理番号:101

木の家を作ってみよう(東京)(1997,東京建築カレッジ(池袋))

主催・共催 日本建築学会・国立科学博物館
講師 秋山恒夫 (ポリテクカレッジ千葉)、守屋今朝登 (東京建築カレッジ)
分野 C. 材料 D. 建て方・技術 E. 家・住居 
キーワード 大工さん、木の家、建て前(上棟式)、木の香り、大工道具
講座概要 子どもたちにとって、現代の生活から失われつつある、「本物の木」の香りや、「木工作」の楽しさ、「木の家」の素晴らしさ等に触れることをねらいに、「ちびっこ棟梁」講座を実施。木工作以外に、プロによる道具指導、ミニ建前作業、上棟式のお祝い等も盛り込み、実際の家作りや大工仕事のイメージ把握もねらった。(1)「木の家づくり」の話・木材、木の家、大工道具等の話、(2)「大工道具」の使い方の練習・のこぎり、かんな、かなづち等(のみは危険なので除外)、(3)簡単な「木工作」づくり・プランター、CDケース、本立てなど、(4)「大工作業」のミニ体験・建前作業(ミニ家屋の組立て、垂木打ち)・上棟のお祝い(祭壇飾り、祝詞、餅まき)。 本講座は、通常では困難なため、、作業スペース、道具、設備、ノウハウ、職人指導員等、「東京建築カレッジ」のボランティア的な全面協力により実現できた。

実施方法
手法 d. 作ってみよう(制作) 
プログラム @お話とビデオ(「木の話」「家の作り方」「道具の使い方」)45分→A工作づくり(「カセットケース」、「プランター」他、自由なものを製作)75分→Bプロの技に挑戦(かんな削り、角材切り、留め切り)30分→Cミニ建て前作業(材木運び、組立て、垂木打ち、餅まき)50分→D上棟のお祝い(祝詞、飾り物の話)10分、(*お話45分→工作75分→道具作業30分→建て前作業50分→お話10分)
資料 お話プリント、ビデオ(建て方実例)、カレッジ生徒の木造作品(演出用)
材料 いろいろな樹種の木材(細片)、工作部材セット(カセットケース、プランター等あらかじめ加工済み 30組)、道具練習用木材(角材)、ミニ建て前用木造家屋セット(1間半×2間半×高さ2m)
道具 大工道具30組(のこぎり、かんな、かなづち、釘、かけや等)、祭壇セット(飾り台、お供え、餅、菓子袋)
経費 150000円(材料費等)
会場規模 @講義+木工実技スペース(大教室)、A建て前作業スペース(実習場)
当日参加者数 21人
実施時間 5時間
準備期間 1ヶ月
準備作業量 10人日
PR方法 「学会+科博」のPRパンフ、『建築雑誌』
紹介記事 「けんせつ」新聞(東京土建組合)
後援 東京建築カレッジ、職業訓練法人・東京土建技術研修センター