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木の家を作ってみよう(東京)(1997,東京建築カレッジ(池袋))

主催・共催 日本建築学会・国立科学博物館
講師 守屋今朝登 (東京建築カレッジ)、秋山恒夫 (ポリテクカレッジ千葉)
分野 C. 材料(木材) D. 建て方・技術 
キーワード 立体イメージ、手仕事、発想、感触、工具づかい
講座概要 木材には種類があって色と香りがそれぞれ違います。桧は香りも良くて丈夫です。桧をたくさん使った家は良い家ということができます。大工さんは肌触りも香りも良くて仕事がしやすくて長持ちするので好きですが、値段が高いのでそれを考えると大変です。又、きれいな杉の木は見えるところに使うと人間に優しい感じがでます。「天うらら」では落ち込んだとき桧の木の香りをかいで元気になりました。木材は人間の体のためになります。家の木材は40年から80年位の木を製材して乾燥させてから使います。まず、骨組みを加工して組み立てをします。次に、屋根、壁、窓、床、天井、を作ります。大切な水道、電気、ガスを入れます。家は家族が楽しく暮らせるよう考えて、お父さん、お母さん(おじいちゃん、おばあちゃん)の部屋と、子供部屋があるといいですね。今日は角材を切り、かんな削り体験と手作り工作でラックを作りましょう。上棟式が終わったらおやつがありますよ。

実施方法
手法 a. 聞いてみよう(講話) b. 見てみよう(観察) d. 作ってみよう(制作) 
プログラム ミニ上棟式準備(カレッジ実習材再利用、一部加工)→子ども工作材料準備(実習角材の端材を製材して板に加工)→木材の話と家の出来るまで→工作実施→ミニ上棟式完成後におやつで終了(楽しかった感想あり)10:00〜15:00。
資料 ミニ上棟用骨組セット一式(カレッジ実習材を再利用)
材料 かんな削り材料(色、香り、味、肌ざわり)、工作材料(角材端材を製材加工)
道具 鋸、のこぎり、とんかち、かんな、釘、のり等(30セット)
経費 150000円(材料費等)
会場規模 大教室 180u(工作)+実習場 180u(ミニ上棟式)=360u
当日参加者数 21人
実施時間 5時間
準備期間 1ヶ月
準備作業量 10人日
PR方法 「学会+科博」のPRパンフ、「建築雑誌」建築雑誌から、建築カレッジ教本から、研修センター資料、NHKドラマ「天うらら」から資料(98年)
紹介記事 「けんせつ」新聞(東京土建組合)
後援 東京建築カレッジ、職業訓練法人・東京土建技術研修センター